水素水とは

水素水は美容・医療・健康に
役立つのです

美容

シミ、シワ

皮膚の老化であるシミやシワ。水素は細胞の若返りを促すので、シミやシワを目立たなくする効果が期待できます。ただし、体質によりシミが消えやすかったり薄くなる人もいれば、がんこで消えないシミもありますのでご注意を。
注意して観察すれば、シミの形が変化するのを見ることもできます。

水素はアンチエイジングの切り札①

シミ、シワ、くすみの原因を除去!

シミ、シワ、くすみは、若々しさの大敵。 その原因の大部分は、紫外線を浴びると発生する「悪玉活性酸素」にあります。
紫外線を浴びると、肌内部にあるメラノサイトは、活性酸素から肌を守るためにメラニンを作ります。つまり、メラニンは肌を守るために必要な物質なのですが、過剰な紫外線やストレスなどが原因で肌のターンオーバーが乱れると、過剰につくられたメラニンが肌に沈着し、シミとなってしまうのです。
また、メラニンでも防ぎきれなかった活性酸素は、肌の弾力を支えているコラーゲンを酸化させるため、シワなどの原因に。さらに、見た目年齢を一気に老けこませるくすみも、活性酸素が原因だといわれています。
水素は、美容成分として知られるビタミンCやコエンザイムQ10とも異なる新たな美白へのアプローチとなるかもしれません。エンドセリンというホルモンは血管収縮物質で収縮してシミとなる細胞を集めます。水素はこのエンドセリンに働きかけ、なくす作用があり、エンドセリンがなくなると血管拡張するため、シミやシワが目立たなくなり、肌が本来持っている自然な透明感を引き出すことができるのです。

肌トラブル(美肌)

水素は皮膚に浸み込みますので、日焼けやあせもで炎症が起きているときは、効果的です。水素は発汗を促す効果があるので、乾燥肌の改善にもよいのです。

水素はアンチエイジングの切り札②

自宅でも手軽にできる水素スキンケア

水素は肌表面からでも内部に浸透するため、いつも飲んでいる水素水を肌に塗るだけでも、美肌を実感できるのが優れた点です。
さらに近年、水素の働きを活用したエステやスキンケア製品が続々と登場しています。たとえばあるエステサロンでは、肌表面で水素を発生させる「ハイドロジェンセラム」を使ったフェイスパックを開発。わずか1回の施術で、くすみに対する効果が実感できるだけでなく、「毛穴が目立たなくなった」という声が寄せられているそうです。また、水素をジェルベースと混ぜることで、自宅で手軽にできるシートパックも開発されています。
水素の美容上のメリットは、他のメーカーの化粧品と合わせて使ってもトラブルを起こさない、という点にもあります。ぜひ気軽にトライしてみてください。

ダイエットにも効果

水素は、エネルギー代謝が活発になり、脂肪燃焼させる体質に変えていきます。
脂肪を燃焼させるのはミトコンドリアですが、水素水を飲むことによってその脂肪を燃やす酵素が増加することが、マウスの実験でわかっています。

水素でダイエット!?

成長ホルモンを刺激して、脂肪を燃焼

近年、「遺伝子スイッチ」という言葉を聞くようになりましたが、水素には、脂肪を燃やす遺伝子のスイッチを「オン」にする働きがあることがわかっています。
日本医科大学のチームが行った実験をご紹介しましょう。普通の水を与えたマウスと、水素水を与えたマウスに、同じ量のエサを与えて経過を見たところ、内臓脂肪、皮下脂肪ともに「水素水マウス」の方が少ない、という結果が出たそうです。これは、水素が「グレリン」というホルモンの分泌を刺激することと関係があります。「グレリン」は成長ホルモンの分泌を刺激して食欲を増進させますが、同時に体脂肪を燃焼させてエネルギー源として使う働きも持っているため、結果として脂肪が減少したと考えられます。

代謝をアップさせて、太りにくい体に

また、中性脂肪が多く血糖値も高い肥満系統のマウスに水素水を飲ませたところ、それまでと同じ量を食べているにもかかわらず、体脂肪が減ったという結果が出ています。これは、水素がミトコンドリアの働きを活性化させたからだと考えられます。細胞内に存在するミトコンドリアは、脂肪をエネルギーに変換する働きを持っているので、水素を摂ることで燃焼しやすい体質が手に入る、ということです。
さらに、水素を摂ると空腹時に肝臓で作られる「FGF-21」というホルモンが増えることがわかっています。これは、脂肪細胞に対して分解促進作用を促す、つまり、脂肪燃焼などエネルギー代謝を活発にするよう働きかけるホルモンなので、ダイエットの悩みにはもってこいだと言えます。
水素で基礎代謝をアップさせ、太りにくい体を手に入れましょう。

スポーツ

疲労

疲労すなわち「疲れ」とは、活性酸素の害によって、壊れた部分が十分に修復されず、悪いところが残った状態。健康でないとき、活性酸素による害が大きいときと修復する力が弱いときは、疲れが残ってしまいます。
また、修復しきれない状態はすなわち活性酸素が発生しやすい状態です。
水素が活性酸素の害を防ぐことによって疲れが残らないというのは、実感もできます。

医療

活性酸素が起因する病気

現在、水素水や水素ガスは幅広く医学分野で研究が進められています。
主なものをあげてみます。

  1. 循環器:動脈硬化、脳卒中(脳梗塞)、心筋梗塞、再灌流障害
  2. 脳神経:認知症、パーキンソン病、脳浮腫、外傷性てんかん
  3. 呼吸器:慢性閉塞性肺疾患(煙草病)、喘息、肺気腫、呼吸窮迫
  4. 内分泌代謝:糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム
  5. 皮膚:アトピー性皮膚炎、火傷、日光皮膚炎、しみ、しわ
  6. 腫瘍:がんの発生、がんの転移、がん化学療法と放射線療法の副作用
  7. 眼科:白内障、未熟児網膜症
  8. 消化器:肝炎、膵炎、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
  9. 血液系:異常ヘモグロビン症、薬物性貧血、播種性血管内凝固
  10. 泌尿器:糸球体腎炎、薬物性腎障害
  11. その他:自己免疫疾患、膠原病、リウマチ、アレルギー、花粉症、痛風、歯周病

その他、多くの病気が活性酸素と関係があり、水素はそれらに改善効果があるということが、論文として出されています。
水素水の効果に関する臨床試験結果が次々と学術論文として報告されているのです。まさに「水素医療」なのです。

アレルギー、花粉症

アトピーは炎症反応を伴うアレルギー反応。水素は炎症を抑える効果があるので、アトピーにも効果的です。しかし、水素による発汗作用で汗をかきやすくなるので、体を清潔に保たないと逆効果になりかねません。
かゆみもアレルギー作用が原因なので、緩和させるのに有効です。

二日酔い

アルコールを分解する能力は人により異なります。アルコールを能力以上にたくさん摂取すると、体内の活性酸素が増加します。活性酸素は身体をサビつかせる原因のひとつで、二日酔いのむかつきや頭痛はこの活性酸素が原因。活性酸素を除去するために、水素水が役立ちます。

がん治療

放射線治療や抗がん剤を使用している人たちは、副作用として髪の毛が抜けたり、吐き気を催したりしますが、水素を入れると楽になるという報告もあります。抗がん剤は、細胞の中で活性酸素を発生させ、その活性酸素でがんを殺すものがあります。抗がん剤という薬は強すぎるので健全な細胞も傷つけますが、水素を用いることで副作用の軽減とQOL*の向上につながると期待されています。

※QOL:クオリティ・オブ・ライフ(quality of life 生活の質)。人間らしく、満足して生活しているかを評価する概念。

がんに挑む最前線

副作用のないがん治療を目指して

日本人の死亡原因1位である「がん」。 検査の精度が上がり、早期発見・早期治療が可能になったことで、必ずしも「がん=余命宣告」ではなくなりましたが、やはり恐ろしい病気であることに変わりはありません。
現在、世界中の研究者が様々なアプローチでがん治療に取り組んでいます。中には「水素でがんが小さくなる」という研究もないわけではありませんが、現在までのところ、水素で「がんを治す」までには至っていません。
ただし、抗がん剤の副作用を軽減する論文、がんの予防効果に関する研究は着実に進められています。アンチエイジングや予防医学を専門とする医師の中には、放射線治療や抗がん剤の副作用に苦しむ人たちに、水素を使用するケースも出てきました。
放射線治療中の人で、嘔吐、食欲不振、下痢、味覚障害の症状を軽減できるというデータもあります。水素水は放射線治療によるQOL低下を改善しているのです。

正常な細胞内に発生した活性酸素だけを消去

抗がん剤は、活性酸素の破壊力を利用してがん細胞の核のDNAを破壊し、がん細胞を消すものが大半です。放射線治療も同様で、放射線が体内の水分と反応して発生する活性酸素の力で、がん細胞を死滅させていきます。
ただ、こうした治療で発生する活性酸素は、がん細胞だけを選択して作用する、というわけにはいきません。当然、正常な細胞にも活性酸素の害が及ぶため、これが副作用となって現れることもあれば、最悪の場合「放射線や抗がん剤=発がん剤」という矛盾を生んでしまうことも…。
そこで注目されるのが、水素の「抗酸化力」です。 たとえば、多くのがんに効果がある抗がん剤「シスプラスチン」は、活性酸素のヒドロキシラジカルを大量に発生させ、細胞の抗酸化力を低下させるマイナス面を有しています。マウスを使った実験を行ったところ、水素分子は、シスプラチンの抗がん剤としての働きを弱めることなく、ヒドロキシラジカルを強力に消去することができることが確認されました。
今後、さらに水素の研究と活用が進められることが期待されています。

治療への応用

水素を吸うことで急性の活性酸素の害を減らすため、大学病院等で研究中です。心肺蘇生や脳梗塞や心筋梗塞等の後遺症を減らすことから、拡大して慢性疾患の治療へ応用されることが期待されます。

水素水の副作用

現在の研究では副作用は見つかっておりません。
ただし、飲む水ですので、一度にたくさんの冷えた水素水を飲んだらお腹をこわすこともあります。飲みなれない方は1回につき、250mlくらいの適量を飲むほうがよいでしょう。