水のコラム

美容ライターが綴る
水の健康・美容コラムです。

体がよろこぶ「機能水」

Portrait of woman drinking water after sport

「水」を超えた「機能水」に注目

水は本来、無味無臭です。しかし、「ものを溶かす」という優れた特性を持っているがゆえに、近年、健康に良い機能を付加した「機能水」が販売されており、国内には「日本機能水学会」もあるとか…。

その代表格といえば、スポーツドリンク。
運動によって失われがちなカリウムイオンやナトリウムイオンなどの電解質、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを補給するものです。
胃腸に負担をかけないよう、生理食塩水に近い浸透圧に整えられている場合が多いので、夏場の水分補給などにも役立つとされています。ただし、市販のスポーツドリンクは飲みやすさのために糖分を加えているものが多いため、飲み過ぎには注意が必要です。

注目の機能水「水素水」を週刊誌が誌上実験!

そして、現在最も注目される機能水といえば「水素水」でしょう。

先日も、週刊誌(『週刊文春』8月11・18日号)で取り上げられていましたが、製造方法やパッケージなどはメーカーによってさまざまで、期待できる効果も玉石混淆のようです。

ペットボトル入りの商品は、私たちが手にする時点で完全に水素が抜けきってしまっていることが、2013年に週刊文春が行った調査で確認済み。今回は、アルミパウチなどの飲みきり型、サーバー型やポット型、そしてスティック型を使って誌上実験が行われています。

大きな初期投資を必要とするサーバー型、作ってすぐに飲まないと水素が抜けてしまうスティック型に比べると、個人的にはアルミパウチの飲みきり型に軍配が上がる気がします。
ただし、残念ながらアルミパウチ型の中にも溶存水素量が低いものが見受けられました。購入する際は、水素水研究の第一人者である太田成男教授が推奨するように、常温における最高濃度「1.6ppm」に近いものを選びたいものですね。